床材として使用されるフローリングのほとんどは、ハードウッド呼ばれる硬い材質の木材です。土足歩行で使用されるホテルやレストランなど各施設、そして体育館など、歩行頻度や使用頻度の多い床材のほとんどがハードウッドです。欧米で生まれたハードウッドフローリングを現場で塗装する場合、欧米では一般的に水性ウレタン塗料が使用されますが、日本では状況が大きく異なります。それどころか、水性塗料は弱いといった声もよく聞かれます。果たして本当なのでしょうか?
ここでは、フローリング用の各仕上剤の種類や違い、その特長などをご説明したいと思います。
ウレタン塗料とワックスの違い

なぜ樹脂ワックスが一般的であったかフローリングには、樹脂ワックスによるメンテナンスが一般的とされていました。これは、「樹脂ワックス」がベストの選択だったために選ばれてきた...
続きを読む自然塗料とウレタン塗料の違い

自然塗料とウレタン塗料は似ても似つかない製品であり、まったく異なった特長を持っています。自然塗料、ウレタン塗料それぞれの特長を理解した上で、施設にあった使い分けをすることが大切で...
続きを読む油性ウレタン塗料と水性ウレタン塗料の違い

油性ウレタン塗料環境保全の観点から塗料業界は水性化へ進んでおり、ウレタン塗料も水性ウレタン塗料が一般的になってきました。しかしまだウレタン塗料といえば油性ウレタン塗料を想...
続きを読むダストケアシステム

水性ウレタン塗料は、低VOCで僅かな樹脂臭しかなく、稼働中の施設でも作業が可能になりました。しかしフローリングのリフォーム(=サンダー掛け)作業を考えた場合には、大量の粉塵が発生...
続きを読む水性ウレタン塗料の人体への安全性

『NMP』という言葉を聞かれたことはありませんか?NMPとは有機溶剤のひとつ、『N-メチル-ピロリドン』の略語です。ポリウレタンラッカーの製造に、約30年間ほど使われ続けています...
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